NEWS 347 : 【快挙】シップ・オブ・ザ・イヤー2025ダブル受賞!
2025年5月11日に開催された「シップ・オブ・ザ・イヤー2025 」(公益社団法人・日本船舶海洋工学会主催)の選考委員会において、内航コンテナ船「げんぶ」が大賞(シップ・オブ・ザ・イヤー2025)を、また小型RORO型鋼材運搬船「そうめい」が小型貨物船部門賞をそれぞれ受賞いたしました。いずれも、旭洋造船株式会社が 2025年に建造した船で、当社初のダブル受賞となります。
シップ・オブ・ザ・イヤーは、国内で建造される船舶を対象として技術的・芸術的・社会的に最も優れた船舶に与えられるもので、1990年の開始以来、今回で36回の歴史を持つ、造船界で最も権威ある賞です。
旭洋造船は、年間建造隻数を 5~7 隻に設定し、一隻一隻の設計・建造に真摯に向き合っております。その中から同一年に2隻が同時受賞したことは、長年培ってきた独創的な設計思想と確かな建造技術が、現代の海事課題に対する有効な解であることを、改めて認めていただいた証と考えております。
受賞船の紹介
【大賞】シップ・オブ・ザ・イヤー2025「げんぶ」
日本財団が推進する無人運航船プロジェクトMEGURI2040において建造され、無人運航船の社会実装をリードする 696TEU 内航コンテナ船
- 船主:株式会社シーグローブ様
- 管理会社:株式会社イコーズ様
- 用船者:鈴与海運株式会社様
評価ポイント
- 近年世界的に進展する自律運航技術を本船に幅広く実装しており、将来的な無人運航の実現が期待されていること
- ヒューマンエラーによる海難を減らせること
- 乗組員が快適に仕事に従事できる貨物船内の環境を目指していること
【小型貨物船部門賞】「そうめい」
日本財団が推進する無人運航船プロジェクトMEGURI2040において建造され、無人運航船の社会実装をリードする 696TEU 内航コンテナ船
- 船主:大泉物流株式会社様
- 用船者:日鉄物流株式会社様
評価ポイント
- 重量貨物用のロールトレーラーを用いた効率のよい荷役
- 同トレーラーに幌をつけて雨天時での荷役も可能にし、さらに積載効率を高めるために船内に大能力リフトを設置したこと
- 効率的な操船・運航支援システムの導入を図っていること
旭洋造船にとりまして、今回のダブル受賞は、
- 2010年「City of St. Petersburg」大賞
- 2015年「なとり」小型貨物船部門賞
- 2022年「のがみ」小型貨物船部門賞
- 2024年「関鯨丸」漁船・調査船部門賞
に続くもので、我々「チーム旭洋」の歴史に新たな1ページを刻むものです。
当社は、会社ミッションとして「果敢に革新へ挑み、新たな価値を創造し、そして世界の発展に貢献する」というテーマを新たに掲げました。今後も「技術の旭洋」として、お客様のニーズに応え、海事産業の未来を担う独創的な船舶を世界へ送り出してまいります。
今回の受賞にあたり、多大なるご協力を賜りました船主の皆さま、および関係各社の皆さまに心より感謝申し上げます。旭洋造船の挑戦はこれからも続きますが、まずは日々研鑽を積む社員一同と喜びを分かち合いたいと考えております。
[2026/5/27]
